人生は「引き算」? [コラム]
時折、興味のあるテーマのセミナーに参加する。これまで「思い込み」とさえ気付いていなかった思い込みに気付かされたり、思いも寄らなかった考えを得たりするときの、「あっ」という感じが好きだ。今村洋一さんの著作『1日集中! 速読力トレーニング』(明日香出版社)を読んでいたら、以前今村さんの速読講座に参加させていただいたときの「あっ」というあの心地良い驚きの感覚がよみがえってきた。自分が知らず知らずのうちに抱いていた甘い幻想に気付かされたり、身に付けたいスキルのトレーニング方法を教えてもらったりすることは、新しい知識を得ることに他ならないのだけれど、実は無駄なものをそぎ落としてよりシンプルになる過程なのかもしれない。「得ること」と「そぎ落とすこと」は一見正反対のように思えるけれど、実はとても似ているな、と著作を読みながら考えた。
「人生って、足し算じゃなくて引き算かも。余分な物をそぎ落として、埋もれちゃってよく分からなくなっている本当の自分に出会うんじゃないかなぁ。」
昨日、久しぶりに会った友達とあれこれ話す中で、私はこんなことを言った。
セミナーに出たり、本を読んだり、人の考え方に触れたり。いろんな経験をして、ある分野の、生き方の、自分というものの「核の部分」に出会う。今村さんの速読講座も、新しいスキルや知識を得る「足し算」のようで、実は要らないものを手放す「引き算」だったのかもしれない。ずっと持ち続けてきた「要らないもの」とさよならをする作業は、ちょっと寂しい感じもするけれど、心地良くもある。それは、シンプルになったぶん、大切にすべきものをより大切にできることに繋がるから。
これからもたくさん経験をしてスキルや知識を身につけたい。それから、少しずつ少しずつ、本当の自分に出会っていけたらと思う。
『1日集中! 速読力トレーニング』
今村洋一 著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756912567/asukgcojp07-22
「人生って、足し算じゃなくて引き算かも。余分な物をそぎ落として、埋もれちゃってよく分からなくなっている本当の自分に出会うんじゃないかなぁ。」
昨日、久しぶりに会った友達とあれこれ話す中で、私はこんなことを言った。
セミナーに出たり、本を読んだり、人の考え方に触れたり。いろんな経験をして、ある分野の、生き方の、自分というものの「核の部分」に出会う。今村さんの速読講座も、新しいスキルや知識を得る「足し算」のようで、実は要らないものを手放す「引き算」だったのかもしれない。ずっと持ち続けてきた「要らないもの」とさよならをする作業は、ちょっと寂しい感じもするけれど、心地良くもある。それは、シンプルになったぶん、大切にすべきものをより大切にできることに繋がるから。
これからもたくさん経験をしてスキルや知識を身につけたい。それから、少しずつ少しずつ、本当の自分に出会っていけたらと思う。
『1日集中! 速読力トレーニング』
今村洋一 著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756912567/asukgcojp07-22
2009-02-23 01:09
nice!(0)
コメント(2)
昔ウッチャン演じる小須田部長が、「いるもの」と「いらないもの」と書かれた箱の前で繰り広げたコントが蘇ってきた(笑)。
話はずれるけど、先週末私が感じたことや気付いたことは、以前からりかちゃんがblogで書いていたことをが、遅まきながら実体験となったような、そんな気が(勝手に)しています。
何か無性にお礼が言いたくなったので(えへっ)、この場を借りて・・・「アリガトウ」☆
素敵なことをどんどん引き寄せていこう!
速読にも興味があるんだけど、私の好きな米原麻里さん(故人)が良く著書で書いていた「攻撃的で立体的な読書」というものにも惹かれるのよね。
我が読書法は、いかに平面的か!
by junita (2009-02-23 09:57)
☆junita☆
ぶはは!小須田部長!あの行為にはそんなに深い意味があったのね(?)
junitaにはこちらこそ毎度ありがとうだよ。
いろんなことを教えられ、心を落ち着けさせてもらってる気がします。
私、平面どころか線や点になる読書もあるわ・・・。
本の種類や目的によって使い分けてもいいわよね。
そして時には「攻撃的で立体的」に挑み、あえて咬まれ刺されてみましょうか?!
by mymery (2009-02-23 15:46)