洗い流せ！ ゆる旅・養老渓谷 [国内の旅]
寄せ集め的な楽しいメンバーと、養老渓谷に行ってきた。
朝、９時集合。大して早い時間でもないのに、みんなテンション低っ！私なんぞ、途中から半目で半寝。そんな私たちを乗せて運転し、目的地到着時やや疲弊していたイケメンＴちゃん、本当にありがとうございます。
到着後はみんな徐々に元気になってきたものの、全体として深夜のタモリの番組くらいゆるい旅だった。渓谷沿いを歩きながら、落石注意のへんてこな看板を見つけたり、「●●●●（※自粛）の滝」の自称「発見者」のおじさん家族の商魂について語り合ったり。あー、ゆる旅サイコー！
【ゆる旅ロード、始まるよっ！】
【以前から当たり前のようにあったろうに、「私たち家族が発見した」という看板を付け、あまつさえ環境整備料なるものを徴収するおじさんの領土から撮影した「●●●●（※自粛）の滝」】
【人なつっこい猫ちゃん。口が黒いのがチャームポイント。私は猫のくちびる（？）のびろびろのところが好きです。】
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養老渓谷の木々はほんのりと色付き始めていたが、まだ大半が緑で、その色を反射しながら、川は滞りなく流れていた。
その無常たる光景をぼんやりと見ていて、私は思った。水は、あらゆるものを洗い流す力があるんじゃないか。そういえば、私は小さな頃から勢いよく流れる水が怖かった。（トイレの水でさえも！） 恐れずに、流れに逆らうことなくただ力を抜いて、しがみついた何かを手放してしまえばいいのに。今もまだ、怖いんだよ。滝打ちなんかに行っちゃうのは、本当は洗い流されたいというアンビバレントな願望の表れなのかもしれない。
たかだか４キロちょいの道を、だらだらと３時間もかけて歩いた後は、大好きな温泉。浸かりすぎて、湯あたり・・・。ちょっと意識が遠のいて、本気でやばかった。けど、意外にすぐ復活。お風呂で、合流予定だったともちゃん発見～！素っ裸でわーいわーいとはしゃげるほど元気に。
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夕方からは、念願の玉屋！東京からわざわざ来る人が後を絶たない、絶品ホルモン焼き屋さんです。
まずは、レバ刺しから。
「ぶつ切り」とはこういうことをいうんですよ、の代表みたいなシロモノ。お口に入れると、つるっとした舌触り。そしてゆっくりと噛んでみると、新鮮な細胞を切るような、ぷちぷち、しゃりしゃりとした歯触り。とにかく！女子は鉄分が必要だから。
【Ｔｈｅ ぶつ切り】
そして、念願のホルモン！ うわ～すごいコラーゲン、ぷりぷり、じゅわ～。これまた、ひとつひとつが分厚くて大きい！ お口の中でとろっととろけるジューシーさと、ホルモンらしい噛みごたえの見事なコンビネーション！ 大振りなのに、どんどん口に運んでしまう。
【料理の写真って難しい。】
ついでに、以前別の店で食べ損ねた牡蠣を注文。別のお店の牡蠣より大きかった！（と、思う！） 肉厚でぷりぷりの噛みごたえと、磯の香りがたまりません。
【料理の写真って以下同文。】
Ｋさんに、「匂いがつくから、それなりの服装でね」と言われて覚悟してはいたけれど、家に帰って、びっくりしたのは下着にまで匂いが染みついていたこと・・・。普段は、週に２回くらいしか洗濯機を回さない私。前日洗濯したばかりだけど、これは放置してはおけないと、すぐさま全自動ボタンを押した。
さっき、くんくんしながら乾いた洗濯物を取り込んだけれど、全部良い匂いになっていた。んー、やっぱり、水はあらゆるものを洗い流す。玉屋のホルモン焼きの匂いも洗い流す！
（余談ですが、Ｔちゃんに車で送ってもらった帰り道、初めて飲酒検問に出くわしました。当然Ｔちゃんはお酒飲んでなかったわけだけど、ホルモンくさい時点でアウトではないかとか、〆にサイゼリヤで一緒に食べたティラミスにアルコール分が入ってるって書いてあったこととか、いろいろぐるぐる頭をめぐっててんぱったのでした。）
玉屋、大満足！いや、また行きたい！と思ってるからある意味まだ満足してないのかも・・・。うぅ、煩悩、煩悩。洗い流さなくちゃ。
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養老渓谷を旅した翌日。つまりは、本日。隣の職場のおじさんに中華をごちそうになった。
「mymeryちゃんは、なんていうか、つかみどころがないんだよね。不思議っていうか、実態がつかめないっていうか。実は、みんな、そう言ってるんだよ。知ってた？」
うぅ、なんか、よく言われるんだけど、この台詞・・・。生活感がないとか。２～３センチ宙に浮いてるとか・・・。
私はすぐさま、
「私は、つかみどころがないというか、つかむところがないんです。中身がないんですよ。つかもうったって、空っぽで、なーんにも出てきません。」
と、返した。いやこれ、謙遜どころか、むしろ理想論。本当は、どろどろしたものをいっぱい持っているさ。
つかむところがない人。そういう人に、私はなりたい。ぜーんぶ洗い流して、透明人間に、なりたいんだ。
朝、９時集合。大して早い時間でもないのに、みんなテンション低っ！私なんぞ、途中から半目で半寝。そんな私たちを乗せて運転し、目的地到着時やや疲弊していたイケメンＴちゃん、本当にありがとうございます。
到着後はみんな徐々に元気になってきたものの、全体として深夜のタモリの番組くらいゆるい旅だった。渓谷沿いを歩きながら、落石注意のへんてこな看板を見つけたり、「●●●●（※自粛）の滝」の自称「発見者」のおじさん家族の商魂について語り合ったり。あー、ゆる旅サイコー！
【ゆる旅ロード、始まるよっ！】
【以前から当たり前のようにあったろうに、「私たち家族が発見した」という看板を付け、あまつさえ環境整備料なるものを徴収するおじさんの領土から撮影した「●●●●（※自粛）の滝」】
【人なつっこい猫ちゃん。口が黒いのがチャームポイント。私は猫のくちびる（？）のびろびろのところが好きです。】
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養老渓谷の木々はほんのりと色付き始めていたが、まだ大半が緑で、その色を反射しながら、川は滞りなく流れていた。
その無常たる光景をぼんやりと見ていて、私は思った。水は、あらゆるものを洗い流す力があるんじゃないか。そういえば、私は小さな頃から勢いよく流れる水が怖かった。（トイレの水でさえも！） 恐れずに、流れに逆らうことなくただ力を抜いて、しがみついた何かを手放してしまえばいいのに。今もまだ、怖いんだよ。滝打ちなんかに行っちゃうのは、本当は洗い流されたいというアンビバレントな願望の表れなのかもしれない。
たかだか４キロちょいの道を、だらだらと３時間もかけて歩いた後は、大好きな温泉。浸かりすぎて、湯あたり・・・。ちょっと意識が遠のいて、本気でやばかった。けど、意外にすぐ復活。お風呂で、合流予定だったともちゃん発見～！素っ裸でわーいわーいとはしゃげるほど元気に。
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夕方からは、念願の玉屋！東京からわざわざ来る人が後を絶たない、絶品ホルモン焼き屋さんです。
まずは、レバ刺しから。
「ぶつ切り」とはこういうことをいうんですよ、の代表みたいなシロモノ。お口に入れると、つるっとした舌触り。そしてゆっくりと噛んでみると、新鮮な細胞を切るような、ぷちぷち、しゃりしゃりとした歯触り。とにかく！女子は鉄分が必要だから。
【Ｔｈｅ ぶつ切り】
そして、念願のホルモン！ うわ～すごいコラーゲン、ぷりぷり、じゅわ～。これまた、ひとつひとつが分厚くて大きい！ お口の中でとろっととろけるジューシーさと、ホルモンらしい噛みごたえの見事なコンビネーション！ 大振りなのに、どんどん口に運んでしまう。
【料理の写真って難しい。】
ついでに、以前別の店で食べ損ねた牡蠣を注文。別のお店の牡蠣より大きかった！（と、思う！） 肉厚でぷりぷりの噛みごたえと、磯の香りがたまりません。
【料理の写真って以下同文。】
Ｋさんに、「匂いがつくから、それなりの服装でね」と言われて覚悟してはいたけれど、家に帰って、びっくりしたのは下着にまで匂いが染みついていたこと・・・。普段は、週に２回くらいしか洗濯機を回さない私。前日洗濯したばかりだけど、これは放置してはおけないと、すぐさま全自動ボタンを押した。
さっき、くんくんしながら乾いた洗濯物を取り込んだけれど、全部良い匂いになっていた。んー、やっぱり、水はあらゆるものを洗い流す。玉屋のホルモン焼きの匂いも洗い流す！
（余談ですが、Ｔちゃんに車で送ってもらった帰り道、初めて飲酒検問に出くわしました。当然Ｔちゃんはお酒飲んでなかったわけだけど、ホルモンくさい時点でアウトではないかとか、〆にサイゼリヤで一緒に食べたティラミスにアルコール分が入ってるって書いてあったこととか、いろいろぐるぐる頭をめぐっててんぱったのでした。）
玉屋、大満足！いや、また行きたい！と思ってるからある意味まだ満足してないのかも・・・。うぅ、煩悩、煩悩。洗い流さなくちゃ。
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養老渓谷を旅した翌日。つまりは、本日。隣の職場のおじさんに中華をごちそうになった。
「mymeryちゃんは、なんていうか、つかみどころがないんだよね。不思議っていうか、実態がつかめないっていうか。実は、みんな、そう言ってるんだよ。知ってた？」
うぅ、なんか、よく言われるんだけど、この台詞・・・。生活感がないとか。２～３センチ宙に浮いてるとか・・・。
私はすぐさま、
「私は、つかみどころがないというか、つかむところがないんです。中身がないんですよ。つかもうったって、空っぽで、なーんにも出てきません。」
と、返した。いやこれ、謙遜どころか、むしろ理想論。本当は、どろどろしたものをいっぱい持っているさ。
つかむところがない人。そういう人に、私はなりたい。ぜーんぶ洗い流して、透明人間に、なりたいんだ。
2010-11-08 23:25
nice!(0)
コメント(2)
「知恵袋」で、"つかみどころのない人" について、真剣に（？）質問していた人がいて、ちょっと笑った。
この人はどこを目指していたんだろうね。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q107944415
つかみどころのない人 → つかまえようとしてもあっという間に逃げてしまう人 → お花畑 で追いかけっこ という、「いつの時代のアニメだよ！」的な、どうしようもない妄想を展開してしまった・・・。ビバ、妄想部！？
つかむところ、ちょっとは残しておいた方がいいような気もするけどね。
by junita (2010-11-09 00:19)
>junita
つかむところ残しておかないと、つかんでもらえないもんね・・・。（寂）
いや、煩悩全開モードでは、ぜひ積極的につかんでほしいんだけど。
by mymery (2010-11-10 00:09)